来年の開催地は未定ということですが、実際、IDCは年々縮小傾向にあり、日本が主導で、アジア各国のクリーニングが盛んな国・地域の参加を呼び掛けて運営して行かないとこの先のIDC継続が難しくなって行くと思われます。私たちはIDCを通じ、井の中の蛙とならず、正しいクリーニングの方法、運営その他、さまざまな知識を世界から吸収してきました、近年では幸運にも日本は経済発展を成し遂げ、我々の業界も世界から学ぶ立場から、世界に情報を発信する立場へと変わりつつあります。 JCPC会員には、これからクリーニングの発展が望まれる新興国の人々に、我々がIDCを通じて得てきた知識・ノウハウを伝えて行かなくてはならない、歴史的責任があると思いますし、JCPCのみが今、世界のクリーニング団体の中でそれができる、唯一の団体だと思います。
JCPCの会員はもう一度、IDCの在り方を考え、世界的視野でクリーニング業界の発展のため尽くすということを考えて行く必要があると思います。
(五十嵐 昌治) |