国内フェローシップ
フェローシップは、そもそもIDCの研修事業として各国の子弟を希望の会社にお預かりし、その成果をIDC大会に報告するという形で毎年行ってきました。JCPCは毎年1名から数名を各国の会社にIDCを通じ紹介し、海外での研修を行ってきたのです。そして平成10年度にはJCPC創立40周年事業の一貫として国内でも同様な企画を実施し、国内フェローシップとして素晴らしい成果を挙げてきました。
つきましては下記に国内フェローシップの募集要領を載せると同時に、1997年IDCフェローシップのレポートを紹介します。今後も国内フェローシップ、IDCフェローシップに是非ご応募くださいますようご案内いたします。

1) 申込期限・・・特になし
2) JCPC国内フェローシップ(企業研修)規約をお読みください。 JCPC研修 規約
3) 申込用紙ダウンロード
申込用紙に必要事項をご記入の上、FAXにて事務局へお申込み下さい。研修先、研修日程などはご希望に添えない場合もありますので、予めご了承下さい。その際はあらためてご相談させていただきます。ご不明な点がございましたら事務局までおたずね下さい。 研修申込書ダウンロード
IDCフェローシップ
岡崎氏と小泉氏

サンフランシスコにて 岡崎氏 (左) と小泉氏 (右)

21世紀を担う若手後継者育成を推進するJCPCでは、青年層のための海外研修も活発化させている。1997年には会員より小泉希仁氏、岡崎善胤氏の2名が「IDC国際教育プログラム」 に参加、アメリカの企業5社を訪問し、研修を積んだ。
このプログラムは、IDC会員会社の後継者育成と国際理解を深めるために、他の国のクリーニング会社を訪問し、研修する制度で、通称 【IDCフェローシップ】 と呼ばれている。
研修者の対象年齢は原則35歳以下 (JCPCでは40歳未満が目安)。ホスト会社はボランティアとして研修者のため計画を立て、具体的な研修法、宿泊等を準備。また、経営や技術の習得のみならず、地域の由緒ある場所を案内したり、ホームステイ等を通して見聞を広め、生活体験を学ぶ機会を与えることになっている。

エドワード社長夫妻と

エドワード社長夫妻と


研修に要する費用 (交通、宿泊、食事等) は基本的に研修者の自己負担だが、一部IDC本部のフェローシップファンドより奨学金 (1人当たり1,000ドル) が支給される。これは有志の善意による寄付金によって構成されており、JCPCからも創立40周年記念事業の一貫として、98年のIDCミュンヘン大会において10,000ドルを寄贈した。 なお97年参加の小泉氏は五十嵐丈夫ファンド (IDC横浜大会において五十嵐家より寄付) 、岡崎氏はJCPCファンドにより派遣された。
研修者はプログラム終了後、IDCフェローシップ委員会に結果報告。また、直後のIDC国際大会において体験発表をするとともに、IDCフェローシップ委員長より表彰、アワードが授与される。今後も、若手会員の海外研修を積極的に推進、支援していく。

素晴らしきIDCフェローシップ クラウンクリーニング株式会社  小泉 希仁
(Takeo Igarashi Fellowship)

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ジャックブラウンクリーナース ジャックブラウン会長と

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ポールブラウン社長とジェットスキー
みなさま、こんにちは!1997年にTakeo Igarashi Fellowshipをいただいた小泉です。
1995年のIDC横浜大会のお手伝いをさせていただいたのをご縁に、常務理事として現在も生産性協議会にお世話になっています。

理事として生産性の運営に関わり始めた1996年に、西川理事長よりIDCフェローシップのお誘いを受けました。初めは後込みをしていましたが思い切って参加することにしました。
渡航経験のない私が単身海外に行くのは、非常に不安がありました。しかし当時の理事の仲間や事務局、そしてIDC本部の全面的なバックアップによって、1997年の8月に渡米が実現、2週間かけて5社のクリーニング会社を訪問させていただきました。
訪問させていただいた1社、1社のクリーニング業者もとても勉強になりましたが、初めてアメリカを訪れた、それも観光ではなく研修で2週間どっぷりとアメリカ文化に接したことが、後の私にはとても大きな財産となりました。サクラメント−サンフランシスコ−オースチン−デンバーとめぐり、色々な体験をしました。(楽しいこともいっぱいありました!)

IDCフェローシップは一生に一度のチャンスしかありません。勇気を持ってチャレンジしてください。絶対、損はしませんよ!

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